神の愛
大学を卒業する年、
私は卒業論文を書いていて、
ひどい風邪をひいてしまいました。
東京の環八道路沿いの
空気の悪いアパートで、
毎夜深夜まで
部屋の換気をしないで、
石油ストーブをガンガンにたき、
室温は高かったですが、
体の抵抗力をすっかりなくしている状態で
風邪をひいたものですから、
一日やそこら寝ても
風邪熱を払うことができませんでした。
それどころか、
一週間ほど咳がとまらず、
ついに近所の病院で診察を受けると、
「気管支炎から軽い肺炎になっています」
と医者から告げられました。
その安アパートは新築でしたが、
一日のうち
午後一時から三時ほどまで
狭い路地の隙間から
やっと日が当たるという
悪条件のところに建てられていました。
そのわずかな日当たりが、
毎日布団の中で過ごしていた私には、
とても貴重なもので、
畳の上に太陽の光がさしてきたときには、
思わず両手を合わせて
太陽の光を拝みました。
そのとき、
普段当たり前のように思っている
太陽の光、空気、水など
生命に欠かすことのできないものは、
すべて無料で
神から与えられていることに気づきました。
気づかせていただいたと
言ってよいです。
私たちは、普段当たり前と思っているものを
いのちぎりぎりの状態になって
初めて神の愛からもたらされているものに
気づくことができるのかもしれません。
神の愛
2012年02月21日 · コメント(2) · 未分類
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Sal // 2017年05月06日 3:29 PM
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Edmund // 2017年05月06日 5:52 PM
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