秘教日記

「人はなぜ生きているか」
昨日は静岡県磐田市のミーティングに参加しました
フリートーキングで
「人は何のために生きているか」
という質問がありました。
登山家マロリーが
「なぜエベレストに登るのか？」と
問われて、「そこに山があるからだ」と答えたという
 
彼風に答えるなら
「そこに生命があるからだ」
となるでしょうが
これではたぶん納得できないと考えて
次のように答えました
我ながら満足できる答え方でした
 
「人はなぜ生きているか？
という問いに対しては
たぶん百人の人に尋ねると
百通りの答えが返ってくるでしょう」
 
「なぜ生きているか？というと問いは
　真理とは何か？という問いと似ていて
　目の開かれていない我々が
　象の体を触って
　ある人は足の部分に触れて
　『象とは柱のようなものだ』と答えます
　またある人は、象の鼻の部分に触れて
　『象とは、ホースのようなものだ』と答えます
　しかし、人間のマインドの限界を超越すると
　象の全体像が初めてわかるように
　私たちも人間界を卒業できるようになれば
　真理つまり象の全体像がよく見えるようなります
 
　魂が若いうちは
生とは何かを知るために
様々な経験を積んで
　多くの失敗と成功をします
　魂が年ふるにつれて、かつての失敗を繰り返さないように
注意深い人生行路を選択するようになり
もっと、老齢になると
今度はかつての失敗を償おうという気持ちになってきます
そして、これまでの魂の経験を積む上で
多くの迷惑をかけてきたことをどうすれば
効率的に償還できるか、つまりカルマの負債を返却できるか
と考えるようになります
　そして恐らく人生行路を上から見渡して
　最も自分にとってよい人生行路を選ぶことができると思います
　そして明確な目的意識を持って生きられるでしょうね」
これが私の答えでした