大河ドラマ「江」について
日曜日に
NHKの大河ドラマ「江」を
ご覧になった方は多いと思います
今回は、「本能寺の変」が描かれていました
これほど大胆に史実とは異なる脚色がなされていると
描かれている内容が
武力に生きて英雄としての織田信長の人物像の奥深さや
江の豪胆さに焦点を当てるものであるとしても
新解釈に感動を覚えるよりも
作者の強引さにあきれてしまいます
視聴者を小ばかにしているのではないかと感想を述べている人がいました
ネット上では、「江」に対する評価は散々なもので
「もう、大河ドラマ」は見たくないという
激情的な意見さえ飛び出していました
今の時代の視聴者は
新解釈による英雄像や主人公の高貴な豪胆さよりも
平凡でありきたりの人物でも
時代が大きく変わる変革期においては
だれであろうと、状況に応じて重要な役割を果たしうる可能性がある
ということを求めているのではないでしょうか?
信長が「明智光秀を最も有望な自分の後継者と見なして
故意に光秀につらくあたった」という解釈は
作者を弁護するわけではありませんが、ありきたりの歴史解釈ではなく
私に言わせれば、より高い視点から
歴史を動かしているものを見ようとする試みのハシリではないかと思います
歴史を動かしているものというテーマで、再び、信長の英雄像について取り上げたいと思っています
大河ドラマ「江」について
2011年02月17日 · コメント(1) · 未分類
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Mariana // 2017年03月28日 3:24 AM
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