秘教日記

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新しい時代に人は大いなる目的を持つ。人類がイニシエーションの 道を発見し、それを辿ることになるということを、ハイラーキーは 予言しています。エベレスト登頂を成し遂げた人々が出現したことは、 ハイラーキーの予言が正しく実現される証しです。世界最高峰登頂の 出来事は、イニシエーション達成の予兆となっています。

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アンターカラナについて

2011年05月15日 · コメント(0) · 未分類

アンターカラナについて

「アンターカラナは虹の架け橋といわれています」
というお話を以前にしたことがあります
 
今日は再びこのアンターカラナについて
お話したいと思います
 
芥川龍之介の短編小説に
「蜘蛛の糸」という作品があります
 
かつて私が神智学を勉強していた折
友人からこの作品はアメリカのある神智学者の作品の翻案で
原作の蜘蛛の糸とはアンターカラナを象徴していると聞いたことがあります
そう思って「蜘蛛の糸」を読むと
なるほどという気がいたします
 
アンターカラナは人格意識と魂意識をつなぐエネルギー通路で
それはまさしく善行によってそのきっかけが作られるからです
 
「蜘蛛の糸」の主人公大泥棒のカンダタは
逃げるときに森の中をとおります
そのときに一匹の蜘蛛を踏み潰すところでしたが
フト思い直して蜘蛛に足を乗せずに
蜘蛛の命を助けたことがあるのです
 
お釈迦さまは
地獄に落ちているカンダタを地獄から脱出させるために
かつて命を助けた蜘蛛の糸を極楽からカンダタの目の前にたらして
彼に地獄から脱出するチャンスをおあたえになります
 
私たちが地獄にいるかどうかは分かりませんが
この地球での苦難に満ち泥の中をはいずり回るような生活から
解放されたいと思う人には地獄のようなものです
他の惑星、たとえば金星での生活について知っている方には
そのように思えるかも知れません
 
魂意識にめざめると
瞑想によってその意識を確かなものにしたいという欲望にとりつかれます
 
アンターカラナ構築の具体的なテクニックは
瞑想と心象化と奉仕ですが
そのことがベンジャミン・クレーム著
「マイトレーヤの使命、第Ⅲ巻」の467頁に書かれています

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