チームプレイについて
先日のNHKTVの番組、
クローズアップ現代を見ていたら、
がん患者をチーム医療によって、
ケアーするということが紹介されていました。
これからの医療(いりょう)のあり方を示すものとして、
興味深くみました。
サッカー、野球など、
アメリカの選手と
個々の選手を比較すれば、
明らかに体格、技術の面で、
劣っていると考えられるのに、
チームが一丸となると、
相手チームを上回る能力を発揮(はっき)できることが、
サッカーや、野球のワールドカップで証明されました。
以前に述べたことの繰り返しになりますが、
日本には、
聖徳太子の十七条の憲法以来
昔から、和の考え方があります。
この和の考え方を、
見事に発揮して
すばらしい建造物が作られています。
それは、法隆寺の五重塔です。
宮大工の棟梁(とうりょう)西岡常一(にしおかつねかず)さんの文章が
中学校の国語の教科書に掲載(けいさい)されたことがあります。
西岡さんは、
棟梁の仕事で、口伝として伝えられてきたことは、
五重塔の建築にたずさわる
個性と自己主張の強い大工さんたちをたばねて
一つの目標に向かって
調和ある集団に育て上げることであると述べています。
「塔組(とうぐみ)は木組(きぐみ)。
木組は木の癖組(くせぐみ)。
木の癖組は人組(ひとぐみ)。
人組は人の心組(こころぐみ)。
人の心組は棟梁(とうりょう)の工人(こうじん)への思いやり。
工人の非を責めず己(おのれ)の不徳(ふとく)を思え」
(参考:http://www5a.biglobe.ne.jp/~kuro999/little/little76.html)
味わい深い言葉ですね。
この地震の多い日本で、
千年以上経過しても、
びくともしないで、立ち続ける五重塔は、
棟梁たちの和によるチームプレイによって作られていることを、
その文章の中で紹介されています。
チームプレイが、
足し算以上のパワーを
発揮できることが、
トライアングルの科学が理解されるにしたがって、
このようなチームプレイがさまざまな分野で、
ますます増えてくるでしょう。
医療の分野でも、
今は、西洋医学だけのチームが作られていますが、
将来は、西洋医学と東洋医学、
または、西洋医学の中の専門領域(りょういき)の
異(こと)なる人々のチームが作られるでしょう。
チームプレイについて
2011年07月28日 · コメント(2) · 未分類
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Darwin // 2017年03月28日 8:16 AM
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