諸葛孔明の愛と知恵
三国志第57話は、
諸葛孔明と呉の軍師周ゆの智謀の戦いです。
結果はご承知の通り、
諸葛孔明の大勝利です。
一般的な見方をすれば、
智謀において諸葛孔明の方が
周ゆに勝っていたということですが、
秘教的な見方をすると、
二人に歴然たる違いがあります。
周ゆが蜀に奪われている荊州を取り返すために、
謀をして蜀の代わりに北部にある
せいしょくを攻略すると見せかけて、
劉備玄徳の居城荊州城を攻めようとしました。
しかし諸葛孔明は周ゆの意図を見抜いていて、
その攻撃に備えており、
6万の大軍を率いた周ゆを
四方から取り囲んでしまいました。
決戦となれば、
双方壊滅的な損失をこうむりますが、
諸葛孔明は周ゆに書簡を送り、
東方への退路を用意し、
蜀軍を撤退させました。
周ゆにとっては、
敵を欺く権謀術数は卑劣でもなんでもなく、
当然の戦法ですが、
諸葛孔明は決して嘘偽りの戦法で、
攻めてきた呉軍を壊滅させようとはしません。
周ゆになくて諸葛孔明にあるのは、
愛と知恵の特質です。
この時代において、
諸葛孔明の愛と知恵の特質は、
群を抜いており、
彼は天意を知る頭センター、
智謀に長け冷静に対処するアジナセンターだけでなく、
愛と知恵の特質を発揮する
ハートセンターの三つがそろって、
活発であったことが分かります。
諸葛孔明の愛と知恵
2012年07月28日 · コメント(0) · 未分類
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