音楽の中の秘教
友人と今の音楽界の傾向を話しているとき、
ロック歌手の中には
秘教的アイディアを含む歌詞を
歌の中にもりこんでいる歌手がいると
紹介してくれました。
歌手の名前を忘れてしまいました。
フランスの高名な哲学者は、
音楽の歌詞は
50年後ぐらいに現実となることを先取りして
表現する場合があると
述べていたのを記憶しています。
昨日の友人が紹介してくれたロック歌手の歌詞ですが、
「過去でもなく、未来でもなく、永遠の今」
というような歌詞でした。
私は「永遠の今」という言葉を
単に過去のことに執着して
くよくよと後悔するとか、
いつまでも郷愁にひたるとか
未来を夢見て何かを期待するのではなく、
今なすべきことを
淡々とこなしていくべきであることを
伝える教えだと考えていました。
この「永遠の今」という言葉を考えて見ますと、
かつて愛読書としていた
マクドナルド・ベイン著
「キリストのヨガ」(仲里誠吉訳)などの本にでてくる
「活気凛々たる大生命」という表現とあわせて考えると、
ヨギ・聖者・イニシエート方は、
大生命から時々刻々とやってくるエーテル界のエネルギーを感知し、
それを必要としている状況・場面に、
バランスよく適合させるという仕事のことを
「永遠の今」という言葉で表現したのではないか
と考えるようになりました。
そのときのエネルギーを感知することであり、
創造活動に参加することです。
過去のエネルギーをどうかしたり、
未来のエネルギーを先取りすることではありません。
そんなことを考えるのは、
愚かというよりも哀れです。
音楽の中の秘教
2012年09月22日 · コメント(1) · 未分類
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April // 2017年03月28日 3:45 AM
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