ガンについて(5)
「転移するといけないので」と言われて
横行結腸をガンの前後を入れて
13センチ切除されました。
手術の間私は完全に無意識でした。
笑気ガスで全身麻酔されて眠っている間に手術されましたから。
家内が切除した部分を
カメラに納めておいてくれたので、
その画像をあとから見ることができました。
「ホルモン」という商品名で、
牛の腸が売られていますが、
丁度それに似ていました。
開いた腸の管の、
中央付近に直径1センチぐらいの肉芽ができていました。
手術後おなか全体にガーゼをあてがって
保護してありましたが、
毎日それを取替えに看護婦さんがやってきます。
看護婦さんは毎日変わりますが、
私にアンケートと称して
「普通の手術とベテラン医師の手術がありますが・・・」
と尋ねた看護婦さんがやってきたときに、
「普通の手術をする外科医の先生はどのような方ですか?」と質問しました。
するとその看護婦さんは
「頑固で、看護婦の言うことに耳を傾けません」と答えられました。
少し不安になりました。
手術の跡をみると、
心臓の辺りから下腹部まで縦に切開したところに、
ペケ印のようないくつかの縫い目が並んでいました。
腹の右の表皮と左の表皮に
1センチほどの段差がついて左右がくっついていました。
縫い合わせるとき、
急いでいたのか
それとも段差のことなど頓着しない外科医なのかわかりませんが、
普通の手術をする先生は、
ずいぶん乱暴な外科医だなと思ったことでした。
ガンについて(5)
2013年01月28日 · コメント(1) · 未分類
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Byron // 2017年03月28日 8:15 AM
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