光化学スモッグについて
およそ40年前、
故田中角栄氏が日中国交正常化を果たして、
中国の飛行機が
初めて羽田空港に降り立ったことがあります。
どこかのTV局のアナウンサーが
中国機のスチュワーデスにマイクを向けて、
「初めて見る東京の空はいかがですか?」と
尋ねる場面が放映されていました。
当時の中国は開放政策前の、
今のような資本主義体制の産業構造ではなく、
鉱工業は現在ほど発展していませんでした。
中国のスチュワーデスたちは、
スモッグに覆われた東京に降り立つときに、
どのような感想を持ったか分かりませんが、
日本政府に遠慮して、
その質問には答えず困った表情をしていたことを思い出します。
最近インターネットのニュースで、
中国では鼻毛の長さで、
主な都市の大気の汚れ具合を報せるという民間の
サイトが作られているという情報をみました。
中国人民はユーモア精神があふれていますね。
40年前には、
東京のスモッグを見て驚いていた
あのときのスチュワーデスは、
今は自分たちの国の大気を見て
どのように感じているでしょうか?
光化学スモッグについて
2013年02月09日 · コメント(0) · 未分類
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