地方ことば
市役所で、
市営のバスを待ている時、
シルバー・センターから派遣されて
バスの乗降客を案内する仕事をしている
白髪の初老の人がおもしろい話しをしていました。
大阪から名古屋に引っ越してきて、
町内会のお祭りの準備会に初めて参加した日、
受付の妙齢のご婦人が移住者を迎えて、
「ちょっと待っててください。
今まわしをしてきますから」と言いました。
お祭りで、
女性たちが相撲をとるのかと思って、
期待して待っていたら、
お茶を持ってきてくれました。
その時、
「まわしをする」ということは、
準備をするという意味であることを初めて知った、
と話してくれました。
「まわしをする」という表現が
お相撲さんのふんどしをつけるという意味でなく、
「準備をする」という意味であるのは、
ここ名古屋だけでしょうか?
消費税の増税に思う
安部首相は、
消費税を来年4月に8%に上げるのに、
有識者から意見を聞き、
その70%が賛成であったと報道されています。
ところが或るTV局の報道番組で、
レポーターが街の人に
消費税を8%に上げることをどう思うかと訊ねると、
値上げもやむなしと答える人は、
4人中1人でした。
有識者と言われる人は、
ひがみ根性かもしれませんが、
現在の5%の消費税から8%に上がったとしても、
生活上に支障をきたす人は、
皆無でしょうね。
消費税を上げるべきか上げざるべきかを
民衆に尋ねるほうが、有識者に訊ねることよりも、
正しい筋道ではないでしょうか?
地方ことば
2013年09月12日 · コメント(0) · 未分類
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