自然体
講演をするとき、
前もって原稿を書いておき、
その通りにお話ししようとすると、
言い方がこわばってぎこちなく、
不自然な声が出てきます。
原稿から目を離し、
記憶に頼ってお話を続けようとすると、
頭の中が真っ白になって、
何も思い出せなくなるということを経験しました。
前もって準備した原稿通りではなく、
その場で思いついたことを、
口について出てくるままにお話すると、
スムーズに自然体でお話できました。
これは何なんでしょうか?
学生時代にサミュエル・べケットを研究し、
その作品の「マーフィー」という小説のなかで、
主人公マーフィーは、
歩くときに、
次は右足を出して前にすすみ、
その次に左足を出して前に進もうと、
知性で考えた通りに
筋肉を動かして歩く動作をすることが描写されていますが、
その動きがは、
ロボットのようにぎこちない動作になる
ということを書いています。
つまり人間はどのように歩くかということは、
知性で考えているのではない
ということを言いたかったのだと思います。
歩くように、
自然体でお話することができたら
どんなにいいでしょう。
自然体
2013年10月07日 · コメント(1) · 未分類
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Reynaldo // 2017年03月28日 3:34 AM
I do accept as true with all of the concepts you’ve presented to your
post. They’re very convincing and can certainly work.
Nonetheless, the posts are very quick for newbies.
Could you please lengthen them a little from next time?
Thanks for the post.