モーツァルトとベートゥベン
ピアノの先生をしている方が話していました。
「私はモーツァルトよりもベートゥベンの方が好きでしたが、
モーツァルトが大好きな人がいて、
その人に接しているうちに、
モーツァルトのよさが分かるようになって、
モーツァルトも好きになりました。
モーツァルトは喜びと悲しみ、
真面目さと気晴らし、
神性さと人間くささの
二つの間を揺れるような感じがありますが、
ベートゥベンは一途な感じなので、
ベートゥベンの方がを好きでした」。
このお話しを聞いて、
なるほどと思いました。
ベートゥベンはどの曲も真面目で、
聴くのに緊張を強いられるようなところがあります。
その点モーツァルトは、
気晴らしにバック・ミュージックとして流していてもいいかな
というところがあります。
モーツァルトの交響曲は、
はしゃいでいながら、
何か悲しみを感じさせる
二律背反のようなところがあります。
私もベートゥベンが好きでしたが、
モーツァルトの人間くささに
引かれるようになりつつあります。
秘教とは関係ないようですが、
魂意識とパーソナリティー意識の間を揺れ動くという意味では、
関係あるような気がしています。
モーツァルトとベートゥベン
2013年11月14日 · コメント(0) · 未分類
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