毎週日曜日の夜八時から放送される
NHKの大河ドラマ「花燃ゆ」は私の楽しみの一つです。
高杉晋作が吉田松陰と対面する昨日のシーンには、
特別に印象深いものでした。
高杉晋作は松下村塾で学んでいる下級武士たちとは違って、
いわばエリート武士で、
将来は長州藩の重臣としての役職を約束されている身分の高い武士でした。
しかし毎日「つまらぬ、つまらぬ」と言って、
花街に通い自堕落な生活を送っていました。
物質的には恵まれているけれど、
精神的に満たされていないのは真の幸福にならないということかもしれません。
松陰と出会い、松陰から「君は何を志しますか?」と一言問われ目覚めます。
「志し」の一言でこれまでの自堕落な生活をやめて、
真剣に生きる道を求めるようになるというシーンが、
私にはとても意義深いものでした。
大祈願の第三聯にある、
「大目的が人の貧しき意志を導かんことを
―如来は大目的を知りこれに仕え給う…」
という句を思い浮かべました。
松陰の「志し」は、
「大目的」と通じるものがあるかもしれません。
Dieter // 2017年03月28日 3:46 AM
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