13日のNHKのTV番組、
「スタジオパークからこんにちは」を見ていましたら、
中村敦夫さんが出ていました。
私はどちらかと言うと、
女優の方には関心を持つけど、
男優の方に興味を持つことはありませんでした。
役者というより、
哲学者のような中村氏の風貌に惹かれました。
中村氏の話をお聞きしていると、
木枯し紋次郎を演ずることになった経緯が語られ、
映画にたずさわった人々は「赤い糸」で繋がっていて、
思いがけない出会いがあったという話や、
同志社大学大学院での中村氏の講義の中で、
『人類は戦乱拡大・環境破壊・人口爆発・経済崩壊という難題を抱え、
先の見えない闇の中にいる』
と学生たちに教えていたと語っていました。
紋次郎の
「あっしには関わりのねぇことでござんす」という決め台詞と、
その紋次郎を演じていた中村氏の講義の内容から、
氏は現在の人類全体の危機に関心を持っている、
という落差に興味を持ちました。
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