毎年この季節になると、
つつじが満開となり、
いたるところの道路の脇で、
甘い花の香りをかぎます。
私の生家の庭には大きなつつじの木がありました。
子供の頃、
つつじの花を摘み取って、
その蜜を吸っていたことを思い出します。
私が中学生になる前に、
その大きなつつじの木は、
他の庭木や石灯籠とともに、
売られてしまいました。
私の家は隆盛の頂点を過ぎ、
没落しかかっていました。
幼児の頃にあった見事なつつじの木や、
椿の木などの庭木は、
みな売られていきました。
高校生のときに学習した、
平家物語の栄枯盛衰という言葉が、
明瞭に記憶に残っているのは、
自分の家の盛衰を見ていたからかもしれません。
まことに、諸行無常ですね。
Tresa // 2017年03月28日 3:44 AM
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