秘教日記

現在の社会の多くの組織が、
ピラミッド構造として認識され、
上に立つ者が下に位置するものを支配しています。

上の者が権力を振るうのは自然なこととして、
私たちはそれを受け入れていれています。

この源は、
霊界のハイラーキーを、
物質の勢力が支配構造と理解し、
物質界に広げてきたからです。

これは私の独断的推測です。

インドのカースト制度を初め、
現在のアメリカ合衆国の銀行などの金融界に見られる
階段状の権力構造は、
霊ハイラーキーという言葉の、
曲解からきているのではないでしょうか？

霊ハイラーキーの階段状の組織を、
物質界の権力構造と同じように考えることはできません。

イニシエーションのレベルで一つランクが違えば、
数千年の経験の違いがあります。

物質界の私たちは、
一生涯でどれほどの経験の違いを経験するかわかりませんが、
霊ハイラーキーの上位の者は、
下位の人よりも奉仕の能力が優れているということです。
上の者が下の者を支配しているという意味ではありません。

物質界では
上位の者が下位の者に当然のように命令します。
この構図は物質の勢力がもたらしたものです。

他方、トーラス構造は、
動画スライブに登場する未來学者ドゥイン・エルジンが言うように、
宇宙の自己組織化システムで、
年代の古い者の欠員を新しい者が補充するという構図です。

権力の上下関係ではなく、
愛の豊かさの違い、
エネルギーの受け渡しの上下関係です。