昨日のブログで、法的安定性についての考察から、
法の上での、人類の解放の歴史について思い出しました。
人民の守護者であるべき皇帝または国王が、
いつの頃からか、
権力を乱用し人民に圧政を施すようになりました。
成文法が作られるようになったのは、
かつては人民の守護者・保護者であった国王側の
権力に制限を加える必要があると、
人民の目覚めがあったからです。
歴史上その最初の動きは、
イギリスのマグナ・カルタです。
権力側に権力の乱用を防ぐ意味で、
民衆の権利を保護し、保障する目的で成分化されました。
この動きはやがてフランス革命を勃発させ、
アメリカの人権宣言・独立宣言に伝わり、
リンカーンの奴隷解放や
国連憲章に続きます。
アメリカ憲法には、
すべての人の自由・平等が謳ってありますが、
人種差別は現在も存在していることを誰もが知っています。
国連憲章にも、
民衆の自由・平等、
社会権の保障が書かれてはいます。
しかしそれが守られている国が、
どれだけ存在しているでしょう。
私たち人類は、
カーマ・マナスをブッディ・マナスへと変換し、
成文法以前の自然法を感知したいものです。
コメント (0)
コメントはまだありません。