占星学では人間は小宇宙であるとして、
大宇宙との対比して考えることがあります。
「ガンにかかって」という私の本の中で、
地球は人間と同じく、
大きな生命体であるので、
テロリストと人類全体との関係を
がん因子と一人の人間との関係になぞらえました。
SI誌の中の記事、
「転換期にある惑星の優先順位」
ゲラード・アートセン著 マーク・グレゴリーによる書評
を読んでいる時、
地球という惑星の今の経済の状況は、
一人の人間のある病気と同じ状態を表していると、
気づきました。
例えば地球上で、
一方では自分だけでは使い切れない程の財産を蓄えて、
それでも満たされず、さらなる欲望を追求する人々がいて、
他方では貧困のために餓死する人々がいるという状況は、
一人の人間の、飽くなき欲望から生じるある病気に似ています。
病いを放っておくと病状が悪化し、
欲望を抑えることのできない人は苦しみの中で息絶える。
地球も格差状態をこのままにしておくなら、
人類全体はお金持ちを含めて、
苦難の中で自滅することになる。
地球全体を見守る覚者方がいて良かったです。
覚者方はいわば、地球の病気を治す名医たちです。
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