アリス・ベイリー著「秘教治療」に次の記述があります。
”人類が病気についての通常の考え方を裏返し、
病気を自然の事実として捉え、受け入れるなら、
人類は正しく思考し、
無抵抗へとつながる「解放の法則」が働くようになる。”
”現在は、
その差し向けられた思考のパワーと
病気に対する強い敵意によって、
困難を強める傾向がある・・・”
私がガンを患ったときのことです。
「手術がうまく行くかどうかは、五分五分です」
とお医者様に告げられました。
私には自分の病気に対して「恐怖」がなく、
むしろ手術がうまく行かなくて、
死ぬ方が楽になると思っていました。
結果的に、がんから回復して、生きながらえたのは、
死ぬことを怖れなかったからだと、
思っています。
私と同じ頃（二十五年ほど前）がんの摘出手術を受けた方たちは、
全員亡くなっています。
手術を担当した医師の資質にもよると思いますが、
当時はガンは完治が難しく、
生存率の少ない病いと考えられていました。
今にして思えば、
私が助かったのは病気に対して、
「無抵抗」だったからだと思います。
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