秘教日記

「人は、パンのみによって、生きるにはあらず」。
これはイエス・キリストの言葉です。

当初私は、
新約聖書の、この言葉を肉体がすべてだと思っている人に、
命を育むのに必要な水や空気や太陽の光に
注意を向けさせるものだと考えていました。

肉体を維持するには、それも必要なことです。

秘教を学んで、肉体だけではなく、
諸体に供給されるエネルギーが重要だと知り、
エーテル体のエネルギー中心のことを知りたいと、
思うようになりました。

再び、「秘教治療」より引用します。
専門的(マニアック）です。

ヨガの七大中心（チャクラ/エネルギー中心）
について述べています。　

”・・・
　弟子の目標は、横隔膜より下のセンターのフォース
（力/エネルギー）を、太陽叢を　経由して、
　横隔膜より上のセンターに移行させることである。

”基底部のエネルギーは頭センターへ移行しなければならない。
　サクラル・センター（仙骨中心）のエネルギーは、
　喉センターへと上げられなければならない。

”太陽叢センターのエネルギーは、　
　ハートセンターへ移行されなければならない。

”魂光線がパーソナリティ光線を支配し始めるにつれて、
　その磁力的「引き力」に応える形でこれはなされる。
　
”それは長期にわたる苦痛に満ちた過程である。
　多くの生涯を費やし、
　結果として多くの肉体的病気を引きずる。”

「秘教治療」からのこの引用は、
神秘家の病気の原因を説明するところで述べられています。

基底部中心と頭中心の関係は、
善の表現と関わりがあることを、
以前のブログでのべました。

サクラル中心（仙骨中心）と喉中心は、
真・善・美のうちの真の表現と関わりがあります。
つまり、嘘を言わない、真実を述べる、ということです。

太陽叢中心とハート中心は、
美の表現と関わりがあります。
芸術家は、美の創造を私心なく行います。

いずれにせよ、
横隔膜より上の中心に意識の焦点を持って行くことが、
病気から解放される鍵だと思います。

七つのエネルギー中心は、
宇宙からのエネルギーが人の体に入る入口となっています。