秘教日記

先にご紹介した
ゲラード・アートセン著「転換期にある惑星」の９９頁に
次のように書かれています。

”世界教師は宗教指導者として来るのでなく、
　・・・自己実現の方法を教えるためにやってくる”
とベンジャミン・クレームは主張してきた。

私は大学生の時に、
自己実現という題の、
作文を書いたことを思い出しました。

マイトレーヤの情報を伝えると、
決まって「これは宗教ではないですか？」
と尋ねる人がいます。

霊性や愛の必要を説くのは、
既存の宗教団体の説教と同じだからかもしれません。

宗教というものが、
警戒すべきものだというのは理由があります。

世界で行われている戦争の多くは、
宗派間の対立から発展してきたからです。

本来の宗教とは異なるものにしたのは、
宗教団体の結晶化した指導者たちです。

マイトレーヤ自身は何と言っているか？

”・・・
　世界中のもろもろの民は、
　わたしを呼び、わたしの帰還を請い願っている。
　わたしは彼らの嘆願に応える。

　さらに多くの者は飢え、無意味に消えていく。
　世界の倉庫の中では腐敗しているその食物を欠くために。

　また別の意味でわたしの助けを必要とする者も多い。
　教師として、守護者として、友として、案内人として。

　これらすべてを総合する者としてわたしはやってくる。
　・・・”（メッセージ第２信より）

別の所で、マイトレーヤは、
宗教について次のように言っています。

”私は新しい宗教指導者として、やってくるのではない。
　各人は、それぞれの宗教で、最高の信者となりなさい”と。

”わたしは、人間の苦悩について、
　人間の不完全さについて、変化の必要について、
　彼らに語る。

　同時にまた、人間は神であり、神聖なる光の存在であり、
　いつの日かそのようなものとして
　こぞって立つであろうということも語る”
　（メッセージ第７８信より）

自己実現について、述べるつもりだったのに、
次回に回します。