”・・・悪の棲処(すみか)の扉(とびら)を
封(ふう)じ給(たま)え・・・”
上の句は、大祈願の第四聯にあります。
霊性という言葉は、普通は宗教と結びついています。
しかし、宗教(団体)の中には、
霊性からほど遠い宗教団体もあります。
悪と霊性について、DK覚者が明確に述べています。
悪と霊性についてのDK覚者の説明は次の通りです。
(それを「転換期にある惑星」の著者、
ゲラード・アートセンが紹介しています)
”理解、優しさ、美を生み出すもの、
神聖な潜在力をより完全に表現するように導くものは、
すべて霊的である。”
”人を物質主義の深みに追いやり、
生きる上での高い価値観を排除し、
利己主義を是認し、正しい人間関係を阻害し、
分離、恐怖、復讐といった精神を助長するものはすべて悪である”
これを読むと、現在の多くの宗教団体が霊性とかけ離れていて、
ある点で悪に加担していることが分かります。
宗教と霊性を区別して理解しなければなりません。
本来の宗教は、(会意文字の)漢字が表しているように、
”宇宙の姿を示す”教えであるからです。
(ウかんむりは、宇宙を指し、
その下に示す、と書かれています)。
善と悪を明確に仕切ることは、難しいです。
何が悪で何が善かは、人によって場合によって、
異なるからです。
BCは。物質性の力が、物質界を維持する分には、
悪とは言えないが、物質界に人を束縛するように、
物質性があふれると悪となるというようなことを述べていました。
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