秘教日記

食堂で朝食前にスポーツ新聞を読みました。

第一面にスマップの特集記事が載っていて、
「世界に一つだけの花」の歌詞が書かれていました。

その歌詞を読みながら、
秘教の教えと同じ考えが表現されている、
と私は思いました。

この歌詞が現在の若者たちに受け入れられている理由が
分かる気がします。

比較してこちらの方があちらのものよりも、
優れているとか劣っていると見る。

この過去の時代のものの見方でなく、
それぞれの特徴を認めようとする、
新時代の観点を歌いあげています。

金子みすずの詩に、
「わたしと小鳥と鈴と」と題された詩があります。

この詩のテーマも同様な秘教の教え：
多様性の中の和合と同じテーマを扱っています。

これまでの時代は、いっぱ一からげにして、
その中の一番優れたもの、という見方が主流で、
その見方しかできない人が一般的でした。

新時代になって、
取り立てて何の特徴もなさそうに見える人が、
或ることがらに対しては、
他者にマネのできない特異性を発揮します。

これは、秘教の教えの光線構造を学ぶと、
どの人にもその人にしか担えない、
この世の任務があること分かります。

この歌はそのような観点が次第に広がりつつあることを、
予感させる内容です。