この施設に入居して間もなく91才の老婦人と懇意になりました。
(12/25のブログ参照)
老婦人はご自分の部屋に私を招き入れて、
ご自分で描いた水彩画と習字の手習いを見せました。
水彩画は阿弥陀さまを描いた仏画で、
手習いの文字は、
「吉祥如意」と書いてありました。
私が手習いの文字を声に出して読むと、
「ここの老人ホームに入っている人で、
この文字が読めた人はこれまでいなかった」
と言われました。
その時、不思議な感覚がして、
これは私自身の今の状況を知らせるためのメッセージではないか、
と思いました。
この施設は建てられてから二年しか経っていなくて、
個室の広さは九畳あります。
これまで過ごしてきた自分のアパートよりも広く、
清潔な感じです。
家具は一つ、
先住者が残して行ったきれいな整理ダンスがあります。
ケースワーカーは、私はついている、といいました。
この施設に入れたことは、
入居を待っている人たちのことを考えると、
私にとっては、吉祥(きっしょう)と言えます。
91才の老婦人は、この施設で楽しく生活していくためには、
どのようなことに気をつけるべきかの知恵を授けてくれました。
認知症気味の老人たちの中では、
夫人たちは個性が強く、
その色々な個性の人の人間模様を次回は描写します。
Collette // 2017年03月28日 3:30 AM
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