私は、現在この老人ホームにいて、
毎日リハビリにいそしんでいますが、
要介護1から要支援の認定に変更されると、
ここから出なければなりません。
認定調査の結果によっては、
施設を出なければならない、
ということが私を不安に駆り立てなかったとはいえません。
認定調査の前日に、施設のケアマネージャーからは、
”私に認知症の症状はないから、
このままでは要介護の認定を外されます”
と告げられていました。
”トイレ介護サービスをしているように、
報告書に記入しておきましょうか?”
と嘘の報告を書こうという誘いをうけました。
「マインドに正直に」を実践しようと決意している私は、
”報告書に嘘を書かないでください”と告げました。
認定調査の結果は、やはり要介護ではなく、
要支援に変更されました。
それでこの施設を出ることになりました。
アパートを出払った私は、
生活用具を新たに買い求める金銭の蓄えはなく、
正直不安でしたが、主のご加護を信じていました。
すると、昨日のことですが、
グループホームを運営する社長さんが、
ケアマネージャーに電話で、
同じグループの老人ホームへの入居を勧めてくれました。
パンフレットを見る限りでは、
ここよりも新しく作られた施設で、
食事の内容も充実していそうです。
それに地下鉄のフリーパスも手に入ります。
思わず私は主に感謝しました。
そして、「金の斧」の童話を思い出しました。
恐怖を振り払って、
主のご加護を信じることの大切さを知る体験でした。
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