友人が”カルマの償還が進めば、
不運な出来事はなくなりますか?”
と電話で尋ねました。
不運な出来事が少なくなるでしょうが、
幸運な出来事ばかりの人生は、
進歩しようとする意欲を削ぐことになるかもしれません、
と私は応えました。
占星学の水瓶座(宝瓶宮)のサインは、
二本の波動のような線で表します。
交流電流の電圧の上がり下がりを表す波動線と同じようです。
”禍福はあざなえる縄の如し”と諺に言うように、
幸運と不運な出来事は観葉植物のベンジャミンの幹のように、
互いに絡まっています。
不運な出来事というのは、
”魂意識よ、目覚めよ、目覚めよ”
とカルマの主が呼びかけているようなものです。
幸運な出来事は、
”神への道を進んでいますよ”、
というカルマの主からの微笑みの意味と見なすといいです。
友人に言いました。
”あまりに都合よくことが運ぶ人生は、
自己満足におちいりやすい。
不運続きの人生は誘惑に負けやすい。
ほどほどの幸運と不運は亀のように歩みは遅くても、
確実に神への道を歩む。
幸福感ばかりに浸る人生は油断して、
ウサギのように居眠りしてしまう。
カメの方が早く神の足元に到達する所以です”と。
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