11/18(土)の昼にTVのスィッチをつけると、
東海TVの報道バラエティ番組で、
年内に米朝軍事衝突を予期する評論家の説明に、
熱心に聞き入っているTVタレントの皆さんの様子が、
画面に映されました。
番組の途中までは私も興味を抱いて、
軍事情報通の方の説明を聞いていましたが、
途中でその説明の言葉に胸の痛みを感じて、
チャンネルをかえました。
情報通の人の説明を聞いていると、
米朝軍事衝突が避けられず、
日本がアメリカの軍需品を購入すべきだと、
聞く人が思うのではないかと考えてしまう。
自分よりも詳しい情報を持つ人の説明を、
私たちは権威者の言葉として、
その説明を真実であるかどうかを、
検証することもなしに受け入れてしまう。
このようにして、
軍拡競争の歴史が作られてきたのではないですか?
人の言葉が真実を伝えるものであるか、
それともそれを聞く私たちをコントロールしよう
とするものかを判別するには、
自分のマインドを清澄にしておくことが大切だと思いました。
いのちを守る本能を身につけている動物たちの感性を、
私たち人間が保持するには、
正しいマインドの使い方をしなければならない、
ということを以前に述べたことがあります。
マニュアル人間という言葉で、
自分の判断力に自信が持てず、
マニュアル本に書いてある通りに、
行動しようとする人のことを書きました。
軍事情報に詳しい人の言葉を丸のみするのでなく、
世界平和を実現するためには、
私たちは何が求められているかを深く考えて欲しいものです。
コメント (0)
コメントはまだありません。