秘教日記

水曜日の夜（1/10）、
和風総本家というTV番組を見ました。

外国人旅行客の間で、
体験型の旅行に人気が集まっているという。

日本文化には、”道”と名付けられている伝統文化が、
多くあります。

そのような伝統文化を体験する旅行です。

真剣な顔つきで、
剣道や武術の説明を
外人の方が聞いている姿をTVで見ていて、
まさしく今、日本が現代文明の先端地域
となっていることを、
TV番組から知りました。

文明の焦点地域は、米国カリフォルニア州から、
日本に移っている。

仏教思想を伝える、
栄枯盛衰という言葉があります。

ところで、
1950年代には私が小学生の頃、
級友のお父さんは、
アメリカ向けの陶器を製造する会社の社長さんで、
アメリカに旅行しました。

その土産話を友人を通して、
聞くことができました。

アメリカが如何に豊かで進んだ文明を
人々が満喫しているかを、
級友から聞かされました。

1980年代は、
まだ、アメリカは世界で最も豊かな国
というイメージがありました。

しかし、
TVニュースで知る限りでは、
現在のニューヨークの通りには、
ホームレスの人たちがあふれ、
最も豊かな文明を満喫していたカリフォルニア州は、
山火事やサイクロンなどの自然災害に見舞われ、
昔の面影を今は見ることができません。

40年経ってみると、今やアメリカと日本では、
立場が逆転しているように感じました。

アメリカに”栄枯盛衰”という考えを伝える言葉が、
あるかどうか分かりませんが、
運勢は隆盛の時と衰亡する時があるということが、
アメリカの人々にも伝わるかもしれません。