うそをつくことも、
人のものを盗むことも、
両方ともマインドの誤用です。
うそをつくことは、
些細なことのようですが、
些細な出来事を積み重ねると、
私たちは感覚的にその行為に鈍感となり、
何の問題もないこと、
普通のことと思うようになるかもしれません。
アリス・ベイリー著”秘教治療”(AABライブラリー刊)
にはマインドの誤用は、
肉体人間(パーソナリティ)の重要な器官である、
脳の不健全状態をもたらすと、警告されています。
アメリカでは、
ワシントンが子供の頃、
桜の木の枝を折ってしまいましたが、
正直にそのことを父親に告白して、
正直な子供の模範として、
子供たちに伝えられています。
ちなみに、
ワシントンはBC著”マイトレーヤの使命”
第三巻の補遺によると、
高位のイニシエートであったことがわかります。
モーゼが奴隷にされていたユダヤ民族を解放し、
神から十の戒め(十戒)を授けられます。
十戒は、マインドを正しく発達させるために、
神が人類に授けた戒めと言われています。
モーゼの時代から、長い歳月を経ていますが、
未だに私たちは、
マインドを正しく発達させることができていません。
国会での首相秘書官の
”記憶にございません”という答弁は、
優秀な頭脳を持つ人でも、
マインドの不完全さがある、
ということを示しているか、
うそを言っているのか、
どちらかです。
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