秘教日記

ＢＣ氏は、サイバババのオーバーシャドゥを受けられるが、サイババの教えを広めておられるわけではない。まもなく、氏が伝えておられることが何を意味していたかが判明すると思うが、その重要な情報を、世界中の人々に伝えておられる。サイババは、側面からそのお手伝いをされているというべきである。

今から二十五年前（二〇〇九年現在）の、一九八四年のことである。アメリカ、サンフランシスコ近郊在住の○氏から手紙を頂いた。「イギリスのＢＣという方が、日本で講演をしたいと望んでいらっしゃるので、そのお膳だてをしていただけないか」という内容であった。ＢＣ氏がどのような方で、日本でおこないたいという講演の内容は「潮文社から最近出版された、『大救世主からのメッセージ』（現在の「いのちの水を運ぶ者」）という本を読んで頂けばわかります」。ということで、私は早速、その本を取り寄せて読んだ。その内容は、私が慣れ親しんでいたアリス・ベイリーの教えを彷彿とさせるものだった。
当時、私はアメリカ、ニューヨークにあるアーケン・スクールに籍をおいて、毎月そこから送られてくるブックレットを読んでいた。

氏は、たぶんアーケン・スクールから私の住所を手に入れて、手紙をくださったのだろう。私は、氏の翻訳された本を読んで、胸の高鳴りを覚えた。私たちが待ち望んでいた大いなる事件が起ころうとしている。その事件に関わることができるのだ。私は、読売新聞第一面の本の広告欄に、氏が翻訳された『大救世主からのメッセージ』という本の広告を発見して、その部分を切り抜いて、それを持って、当時私が指導を受けていたヨガの先生の所に持って行った。先生は、それを見るなり、「褌を質に入れても、この仕事を引き受けなければならない」というようなことをおっしゃった。