秘教日記

まず（BC著/IS訳/シェア・ジャパン出版）の「いのちの
水を運ぶ者」を読んで、私はひざを打ちました。

“・・・現在の危機の重大さを認識する弟子たちを、
わたしは非常に必要とする。
・・・平和と分かち合いと正義が、
わたしの教えの中心である。
この真理の光の輝くところに、
わたしは目を向ける、
そしてその光の管（パイプ）を通してわたしの愛を送る。
・・・
そのようにして、
わたしは働く。
そのようにして、
わたしはあなたがたを通して世界を変えていく。
・・・”（メッセージ第９２信より）

メッセージ第９２信を読んで思い出しました。私は60
才の頃、週に数回公営のトレーニングセンターに通って
、筋トレを2時間ほどしてその後付設のジェットバスに入
って汗を流すのが何よりの楽しみでした。入浴の際衣服
と持ち物を更衣室のトランクに入れてその鍵を身につけ
て浴室に行きます。その鍵を手首につけて浴室に入るの
ですが、私は手首がゴムで締め付けられるのが嫌で、浴
室の入口の台に置いて入浴し、その後で、サウナルーム
に行くことがありました。
ある日、鍵でトランクを開け、帰り支度をしてバス停
に戻り、財布を取りだして運賃を払おうとすると、財布
にあったはずの一万円札が無くなっていました。どうや
ら、私の習慣を知っている巧妙な泥棒さんが、私が鍵を
浴室の入口に置いてサウナルームに入っている間に、ト
ランクの鍵をソット盗み、財布から万札だけを抜き取っ
たようです。
私は己の無警戒さ、不注意な姿勢を反省しました。同
時に、巧妙などろぼうさんに内心で感謝しました。とい
うのは、巧妙な泥棒さんが私のカルマ的負債を肩代わり
してくれたと考えたからです。一見私は不運な目にあっ
たようですが、考え方によっては、私のカルマ的負債が
泥棒さんに移ったような気がしたからです。