今朝(2/19)のNHKあさイチは児童虐待がテーマになっ
ていました。虐待の問題に長年取り組んできた専門家:
山梨県立大学人間福祉学部教授西澤哲,NPO法人ステッ
プ理事長栗原加代美,東京医科大学教授濱田篤郎がゲス
トとして招かれていて、他のゲスト(YOU,ユージ)と
の対話を通して、どのような子供への対応が虐待に当た
るか、話し合いがなされていました。話しを聞いていて
、自分の昔の子育ての時期のことを思い出し、身につま
されました。私の両親は戦前の日本の軍国主義的風潮の
中で子育てをしていた世代で、私は五人兄弟姉妹の末っ
子で、幾分放任主義的に育てられた。その育て方は自分
にとって結果的に好ましいものと思われた。そして、私
は父母のその放任主義的子育てを踏襲した。一方私の元
妻は一人っ子で、私から見ると両親から猫かわいがりの
情愛を受けていた。私はデンマークの実存主義哲学者キ
ルケゴールの言葉を印象深く記憶に留めていた。その言
葉とは、“親の言うことを聞かない子供を躾けるには、
ゲンコツが有効である”というような言葉です。実際、
私は子供が自分のわがままを主張しているとき、口で諭
すことよりも、腕力に訴えていた。子育て問題に長年取
り組んできた専門家の人たちは、私の姿勢は“児童虐待
”に当たると口をそろえて言うだろう。今の子供たちは
“口で諭せば、自分の思いがワガママなものであるか、
どうか”をすぐに気づく。時代は変化し、子供たちも進
化している。私の育児姿勢は如何に時代遅れであったこ
とか。
児童虐待
2020年02月20日 · コメント(0) · 日記
タグ : 変化
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