秘教日記

二千年前イエス・キリストは人々への説教の中で、や
がて来たるべき天変地異について述べている。新約聖
書の最後には、福音書のヨハネが“黙示録”として残
したものにも天変地異が書かれていて、似非オカルテ
ィスト達によって、センセーショナルで様々に誤った
解釈がなされ、人々は彼らの予言的事象があっても、
大した事件にならないことを何度も経験して、慣れっ
こになり、今日では人々は災害があっても、キリスト
が予言していたことと関連づけて考えることをしなく
なっている。
人類全体の危機は、戦争と地球環境劣化の危機であ
るが、現在のコロナウィルスによる危機をキリストの
再臨の予兆と捉える人は極少数である。人々はコロナ
の感染症と熱中症にかかるかもしれないという恐怖に
束縛されている。その恐怖からの解放を願がわないの
であろうか？
マイトレーヤのメッセージを見てみましょう。
“・・・今日の危機と約束とを理解できる者たちを、
わたしは非常に必要とする。・・・”
（メッセージ第６４信より）
“・・・我が兄弟姉妹たちよ、あなたがたがわたしの
ために働いてくるれことを、
世界を戦争の危難から救い、
多くの民の飢えをいやし、
世界に安寧を復興するために働くことを、
わたしは信頼している。
わたしの教えは単純である。
分かち合うことの必要と、
すべての人間が平等に汲み取ることのできる資源の溜
まり場を創ることの必要を、示すであろう。
貧欲を協力と信頼に置き換え、人間の裡なる霊性を顕
すことの必要を説こう。
霊性の顕現こそ、もっとも大切なことである。
我が友よ、それなくしては人間の未来はまさに闇であ
る。・・・“
（同上）