この本の前書きの言葉は重要で、ハショッテ、魔術の十 五の規則の考察に進むのも躊躇される。その中の次の陳述 に注目した。“・・・今我々は大変遷期の終末へと向かっ ている。そして、生命の精妙な領域が今まで以上に接近し てきている。また尋常でない現象や不可解な出来事がこれ までの如何なる時よりも頻繁に起こり、日常的なこととな るだろう。他方テレパシー、サイキックの問題及び奇妙な 問題が宗教家や科学者や無神論者の注意さえ引きつけるだ ろう。・・・” “・・・人間が法則の美と現実を更に正し く認識することができる段階にまで発達した現在、法則は 明らかな説明を求めている・・・”。 “大変遷期の終末”ということに思い当たることがいく つかある。パウエル著「神智学大要」に書かれていたと思 いますが、人類はレムリア大陸の時代に動物界から人間界 へと移行し、ムー大陸の時代に肉体の育成を、アトランテ ィス大陸時代に情緒体を育成し、そして現在の文明期:ア ーリァ文明期にマインド(識心体)育成完成させて、次の 文明期を迎えると、述べられていたと記憶している。アー リア文明期は旧約聖書で言えば、モーゼの“十戒”が始ま りで、イエス・キリストの新約聖書に引き継がれていると 考えられる。 ところで、私たちはマインドを正しく育成し終えている だろうか?神が意図したように。次の文明期に進む準備が できているだろうか?
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