秘教日記

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新しい時代に人は大いなる目的を持つ。人類がイニシエーションの 道を発見し、それを辿ることになるということを、ハイラーキーは 予言しています。エベレスト登頂を成し遂げた人々が出現したことは、 ハイラーキーの予言が正しく実現される証しです。世界最高峰登頂の 出来事は、イニシエーション達成の予兆となっています。

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三つの奇跡

2010年01月30日 · コメント(4) · 未分類

昨年11月頃から、6人の人が集まって、「秘教治療」の勉強会を始めました。当初は一年がかりで、アリス・ベイリーの「エソテリック・ヒーリング」を学習できればと考えましたが、とても無理であることがわかりました。で、今は休んでいます。
 たぶん、これを理解することができるようになるためには、JK(アリス・ベイリーに教えを伝えた覚者のこと)が言っているように、私たちのマインドの中に詰まっている、ゴラャゴチャしたものを、取り除く必要があると思います。
 「ゴチャゴチャしたもの」と私が述べたことは、つまり、真理とは関係なく、他の人が推測で述べたこと、噂話に類することをそのまま鵜呑みにしてとりこんでいる想念、自分の考えと類似しない考え方を批判したり、攻撃したりする考え方などの想念がそれにあたります。
 自分ではなかなか気づきにくいことですが、私たちの頭の中にはそれらがたくさん詰まっています。
 オープン・マインドになることって、とても難しいことだと思います。新しいこと、新しい考え方を取り込むことができるようになるためには、上で述べた「ゴチャゴチャしたもの」をある程度は、取り除く努力をするとか、その方法を知る必要があるような気がします。
 「治療」というテーマ、あるいは「健康」というテーマで、ブログを書いていくわけですが、このテーマは遠大なテーマであることに気づきました。急がず、だからといって怠けず、その時々の社会の風を感じつつ、忍耐づよく書き込むつもりです。これを読んで下さる方の中には、ひよっとして自分も治療のテクニックを身につけたいと考える方が出てくるかもしれません。そんな人に私が先生から伝えられた三つの奇跡の話をお伝えしたいと思います。
 先生は、十代の頃、たぶん十四か十五ぐらいの頃だと想像していますが、ご自分が住んでいた村の出身者で、アメリカに行ったことのある兵隊さんが、村に帰ってきて、そのアメリカ見聞の様子を、村人たちに話す機会を持ちました。昔は、今の町内界にあたる、村の寄り合いというものがありました。その寄り合いで、村に帰ってきた兵隊さんから、アメリカ旅行の話を聞いたのです。その珍しい光景やら、風物などの話を、口をポカーンと開けて、「自分もアメリカに行ってみたいなあ」と思いながら、ただ黙って聞いていたそうです。
 なんの条件づけもなく、行けるかもしれないとか、行けないかもしれない、とか考えることなく、ただ「行ってみたい」という思いとともに、その兵隊さんの話を聞いたということです。
 その後、まもなく、海軍の兵隊募集のポスターを村のどこかで見かけました。それを見て、自分もあのアメリカ帰りの兵隊さんのように、海軍の兵隊さんになろうと考えたそうです。
 役場に行って、受付の人に「自分は海軍の兵隊募集に応募しようと思います」と申し出て、応募書類を作ってくれるように頼むと、受付の人は先生の体を不信げにまじまじと見て「お前がか?」言って、「やめといたほういい」とはいいませんでした。「一応は、申込み用紙を書いてやろう」と言って書類を作ってくれましたが、その中には「丙種合格」という印が押してあったそうです。つまり、甲、乙、丙と三種類の候補生に分類されるのですが、丙種合格というのは、合格できる可能性の最も低いものだったのです。役場の人から見れば、先生の体格は痩せ細っていて、とても合格できそうにないと思われたようです。しかし、それでも「丙種合格」という印を押した書類を作ってくれたことが、先生にとっては奇跡的なことでした。
 それから暫く後に、海軍から面接官がやってきて、希望者の中から、実際に入隊できる人を選抜します。その面接官は海軍の上等兵で、先生に「どうして海軍に入隊を希望するのか?」と質問しました。先生は「村から海軍に入隊して、アメリカに行ったことのある人の話を聞いて、自分もアメリカに行ってみたいと思いました」と答えたそうです。それを聞いていたその面接官は、先生の話をうなづきながらじっと聞きました。そして顔を見たまま、丙種合格という印の上に×をつけて、その横に甲種合格の印を押したそうです。これが、第二の奇跡でした。
 広島の呉にあった海軍兵学校で一年ほど訓練を積むと、各練習船から20名ほどを選抜して、アメリカヘ行くことができるそうです。そのアメリカ行きの練習船は確か「鹿島」という名前だったと思います。
 各練習船には、海軍の上等兵が新参兵を見るために、船に宿泊しにやってきます。先生がその上等兵の接待係となったそうです。朝、その兵隊さんの洗面用具とタオルをもって船室に行き、その監督官が歯を磨いて顔を洗っているあいだ、タオルを持って側に立って待ちます。監督官は「○○、お前はアメリカ行きの鹿島に乗船することを志願したか?」と尋ねました。先生は、「はい、自分は志願しました」と応えたそうです。その時、監督官は歯を磨きながら、首を傾けつつ「うーん?」と呻き声を出されたそうです。
 後日、アメリカ行きの「鹿島」に乗船が許された初年兵の名簿が張り出されました。その中に先生の名前があったのです。
 先生は、ご自分の成績から各練習船内の20番以内には、とても入れないと思っていました。それでアメリカ行きは無理だと考えていました。監督官が特別に名簿にのるように計らってくださったのだと思います。これが第三の奇跡です。
 この三つの奇跡を通じて、先生はアメリカに行くことになるのですが、この話は、人が無条件に、疑問を持たずに「こうなりたい」と考えると、そのように環境が自然と整っていくということをおっしゃりたかったのだと思います。
 つまり、私が秘教治療のノウハウを知りたいと思ったとき、そんなことはとても無理だと考えず、「自分もそのようになりたい」とただ単純に思えば、いつかはそのような環境が整ってくるということを伝えたかったのだと思います。
 「エネルギーは思考にしたがう」。これが第一の秘教の教えです。

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コメント (4)

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