秘教日記

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新しい時代に人は大いなる目的を持つ。人類がイニシエーションの 道を発見し、それを辿ることになるということを、ハイラーキーは 予言しています。エベレスト登頂を成し遂げた人々が出現したことは、 ハイラーキーの予言が正しく実現される証しです。世界最高峰登頂の 出来事は、イニシエーション達成の予兆となっています。

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死について(4)

2010年06月22日 · コメント(0) · 未分類

2.条件づきの永遠の生命という理論。この理論はある原理主義者たちと偏狭な神学的思想学派、それに少数の知識階級、主にエゴイスティックな傾向を持つ人々によって今も唱導されている。特定の霊的認識の段階に到達した人、もしくは、特定の神学的理論を受け入れている人々のみが個人的永遠の生命という贈り物を受け取ることができるという理論である。ある学派は自分たちの特定の神学理論の押しつけ、つまり唯物主義的考え方と同様の完全な無となるか、永遠の罰を受けることになるかのいずれかという理論の押しつけに反抗またはそれを否定する考え方をする人であると見なす人々を分離し、かくして同時に一種の永遠の生命という議論を打ち立てている。人間のハートは生来的に親切であるので、この理屈を受入れることができるほど報復的で無思考の人々はほとんどいない。そして、もちろん、精神的責任を免れて、神学的理論を盲目的に信仰する考えのない人々をそのような人々として分類しなければならない。正統派と原理主義的思想学派が提供するキリスト教的解釈は、明晰な理性に委ねれば支持できないものであることが分かっている。その理論が正しいものではないとする議論は、キリスト教会は長い未来について述べているが過去については触れていないという事実が含まれているからである。それはあたかも未来はもっぱら現在の生活状況における活動にのみ左右されるし、人類を他の生物と区別する違いや特徴の由来について全く説明していない。この理論は、過去のない未来だけを持つ現在を提供しようと(神人はそのように実践しているのであるが)意志する神人の理論を基礎としてのみ支持できる。このことが不公平であるということは広く認められている。しかし不可解な神の意志に疑義を挟むべきではない、というのが彼らの理論である。数百万の人々がこの信念を抱いているが、百年前ほど強くは信じられていない。

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