私の実家の近所には神社の禰宜さん夫妻が住んでいた。夫婦だけで、子供がいなかった。私の家は大家族で、私は五人兄弟姉妹の末っ子であったので、子供の頃からその禰宜夫妻の家によく出かけていった。奥さんが私をかわいがってくれたのだ。「とらやの羊羹があるから食べにおいで」と言っては私を家に呼んでくれた。私が結婚してからも、私を呼んではお茶をご馳走してくれた。その奥さんはリュウマチを患っていた。私が訪ねていくと、リュウマチが痛むから病院まで車で送ってほしいといわれ、私はしばしばその奥さんの診察の送り迎えをした。
治療の勉強を始めた頃のこと、私は「エソテリック・ヒーリング」に示されている基本治療の方法を試してみたかった。
家に帰ってから、その奥さんの姿をイメージしつつ、秘教治療に示されている基本治療のやり方を試みた。エネルギーを送り出したと思った瞬間、そのエネルギーが跳ね返ってくるのを感じて私はその場に倒れてしまった。
そして、病気の中にはその病気を隠れ蓑としていて、治療されては困るというものがあることを知った。私は他者の自由意志を犯して善意のつもりで間違ったことをしたことに気づいた。
そのとき以来、自由意志の大切さが身に染みて理解できた。
治療の失敗
2010年06月28日 · コメント(1) · 未分類
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Nydia // 2017年03月28日 8:11 AM
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