秘教日記

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新しい時代に人は大いなる目的を持つ。人類がイニシエーションの 道を発見し、それを辿ることになるということを、ハイラーキーは 予言しています。エベレスト登頂を成し遂げた人々が出現したことは、 ハイラーキーの予言が正しく実現される証しです。世界最高峰登頂の 出来事は、イニシエーション達成の予兆となっています。

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二日目の朝

2010年08月14日 · コメント(0) · 未分類

ダルシャン・ホールの帰り道、すでに朝食の時間になっていたので、飯島先生、安田さん、パウロさん、山内さんとともに西洋キャンティーンへ行った。話題はもっぱら私が最初のダルシャンでサイババから声をかけていただいて、ビブィーティをいただいたことに対しての、皆さんからの祝福の言葉だった。飯島先生は「サイババ様は、あなたの過去世のことから現在のこと、未来のことまですべて御存知です」とおっしゃる。山内さんは、私が最初のダルシャンでスワミからビブーティを頂いたことに、驚きの気持ちを抱いて、「一体、すずきさん、何があるの?」としきりに尋ねる。私は「一言では説明できませんが、スワミは息子を立ち直らせてくださったのです。今回の旅は、そのお礼の意味もあるのです」とだけ、答えた。パウロさんはしきりに「素晴らしい」を連発し、彼の知人に帰りがけ、スワミが「また会いましょう」と告げて、その人が国に戻ってタクシーに乗っていたら、突然隣の座席に座っているのを発見した、という話しをしてくださった。私の場合も、いつ何時スワミと再会できるようになるかわからないですよ、という意味合いだった。
 私は、昨日の夕食の時に欲張ってたくさん取ったので、今回はチャパティ一枚と野菜の煮込み一杯だけにした。ほんの四ルピーであった。飯島先生とパウロさんが、サイババの奇跡について、驚くべき話しをしてくださった。
 ある家族がアシュラムで生活していた。そのうち一人が重い病気になって、死にかかっていた。家族がスワミの治療をお願いにいくと、スワミは「大丈夫です」というばかりで、なかなか見にきてくださらなかった。とうとう、病人は死んでしまったのではないかと思われた。再びスワミに訴えにいくと、スワミはそれではと見にきてくださった。しかし、病人はすでに死んでいた。スワミは家族全員を部屋の外にだし、一人部屋に残って何事かをされて、その後に家族の人たちを部屋に招き入れた。すると、病気で死んだはずの人がベッドの上に座っていた。まもなく、家族全員そろって、アシュラムを去り、家に戻ることができた。ところが、家に到着すると、死から回復していた人が今度は本当に死んでしまった。後から分かったことであるが、死体としてアシュラムを出ることは、家族にとってたいへんなことであるから、家に帰るまでは生きた人に戻したということである。寿命を引き延ばすことは、この人の場合には出来なかった。

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