秘教日記

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新しい時代に人は大いなる目的を持つ。人類がイニシエーションの 道を発見し、それを辿ることになるということを、ハイラーキーは 予言しています。エベレスト登頂を成し遂げた人々が出現したことは、 ハイラーキーの予言が正しく実現される証しです。世界最高峰登頂の 出来事は、イニシエーション達成の予兆となっています。

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四日目のこと(5)

2010年08月25日 · コメント(1) · 未分類

三時になったので、博物館に向かった。通路にも、仕切り壁にも大理石がふんだんに使われている。屋根の形は日本の寺院を模したものらしいが、どことなく中国の宮殿を思わせる。アメリカに行ったときにも感じたことであるが、外国の人々にとっては、日本と中国の区別がよくつかないようである。日本式庭園と言われているものを見たら、私の目には中国式庭園と見えた。この博物館をデザインした人も恐らく日本人ではなく、インドの人か、日本をあまり知らない外国の人であろう。
 館内をぐるぐると急いで回って、飯島先生制作のサイババ像をさがしたが、どこにもみあたらなかった。新しく作られたこの博物館ではなく、旧来の博物館の方にあるだろう、ということになった。
 ゆっくりと見ることができなかったので、何が展示されていたか、詳しく述べることはできないが、サイババがこれまでに行った数々の奇跡が、その時の状況を人形とイミテーションで再現されていた。その他、世界の五大宗教の開祖たちを紹介するコーナーが設けられていた。各宗教の教えを、ビデオを見せながら解説するコーナーもあった。いつか、機会があればゆっくりと見学したいと、後ろ髪をひかれつつ、その博物館を後にした。
 
 部屋に戻る途中の廊下で家内とばったりでくわした。同室の人たちと買物に行ったとのこと。後で一緒にアシュラムの外へ買物に出掛ける約束をして、その場は分かれた。
 日が沈んでまもなく、日中の暑さもややおさまりかけた頃、私は家内と一緒にアシュラムの外にでた。道路をはさんで、さまざまな店が並んでいる。道路を挟むアシュラム側には、果物や野菜を並べた露店が並んでいる。反対側には、衣料やサイババの写真、サイババの講話のテープ、サイババのビブーティ。とにかく、サイババに関連するありとあらゆるものが売られている。家内が最初に案内してくれた店でサイラムスイートというお菓子を買おうとしたが、一袋二十ルピーだという。アシュラムのショッピングセンターでは四ルピーで売っているのである。私は即座に「ノー、アイ、ドント、バイ、イット」と答えて、その店を出た。交渉してもっと安くできたかもしれないが、明日になれば、ショッピングセンターで買うことができる。
 次に訪れた店は、神像や祭具を販売する店であった。家内はガネーシャ神ともう一人の名前はわからないが、二人の神の像を、手の平に収まるぐらいのビャクダンの木に彫刻したもので、小さなチョウツガイでつながっていて、二つの像を重ねて内側にしまうことができるものを欲しがった。家内の話しを聞くと、それは私が買って持つべきものだという。値段を聞くと、五千円だという。もちろん、日本だったら、三万円ぐらいはするものである。私は、日本円は持っていないし、そんな値段では買えないと答える。じゃ、三千円にするという。ルピーでは一千ルピーである。そこで手を売って買うことにした。

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コメント (1)

  • Forest

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