私が15歳のとき、こんな体験をした。
今は見かけることがないが、昔の村にはあちこちに半鐘塔が作ってあって、火事があったときには人がそこに上って半鐘を打ち鳴らして、近所の人々に火事を知らせていた。私は、その塔の上から飛び降りて自殺しようと考えた。なぜそのようにしたのかと言えば、恥ずかしながら、恋わずらいだ。そして、ゲーテの「若きウェルテルの悩み」に影響を受けていた。この小説では、主人公はピストル自殺をする。
遺書めいたものを書き終えた私は、夜明け前に半鐘塔に登って、そこから飛び降りようとした。柵を乗り越えようと足をかけると、近くの森が闇夜の中、渦を描いてエネルギーを発散しているのが目に飛び込んできた。まだ日の出までには時間があり周辺は暗闇だったが、そのときを境に目の前の闇がまるで墨をとかすように、暗闇がスーと溶けて、灰色の薄闇に変わり、そして眼下に広がる田んぼの稲も、ものすごい渦を描いて、エネルギーを発散している様子が見えた。
「この光景は何だろう?」と思った瞬間、自殺しようという考えが消えてなくなり、「私が目にしたものは、何だろう? これを突き止めなければならない」という、圧倒する考えに支配された。私は、柵にかけようとした足を元にもどして、すぐに半鐘塔から降りた。
後年、先生からエーテルのお話を聞き、「エーテル体」の冊子を読んで、私が目撃したものは、エーテルであったのだ、と思った。
ゴッホの「糸杉」という題名の絵がある。あの絵には、糸杉のまわりに渦が描かれ、太陽も二つ描かれている。ゴッホもたぶんエーテルを目撃して描いたのだと思った。
私の体験談
2010年09月20日 · コメント(3) · 未分類
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