ベートーベンの第九シンフォニーについて
昨日、ベートーベンの
第九シンフォニーに触れました。
そこで、このシンフォニーについて
思い出したことがあります。
第三楽章の緩徐楽章について、
BCが「あの楽章は、『あれ』を表現している」
と言っていたことです。
『あれ』とは、なんでしょうか?
謎のことばです。
モーゼがシナイ山で、
神の姿を見たとき、
神は「燃える火」の姿をしていて、
自らを「I AM THAT I AM」.
と表現していました。
これも謎の言葉ですね。
『あれ』としか言い表すことのできないものでしょうね。
ブラバツキーが、
「フォハット」と呼んでいるものでしょうか?
ベートーベンは、
『あれ』を発見して、
その喜びを第九シンフォニーで表現したのでしょうか?
私は、絶望していたとき、
第三楽章を聴いて、
苦悩が苦悩ではなくなるような感じを受けました。
ベートーベンも聴力をなくし、
絶望して自殺しようとしました。
音楽家として、
聴力がなくなることは、
致命的なはずです。
でも、心の耳で『あれ』を聞き取り、
そして歓喜の歌を歌いたくなったのですね。
私は音痴ですが、
CDを聴きながら、
歓喜の歌を歌って、
子供たちによく笑われました。
ベートーベンの第九について
2011年09月13日 · コメント(0) · 未分類
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