秘教日記

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新しい時代に人は大いなる目的を持つ。人類がイニシエーションの 道を発見し、それを辿ることになるということを、ハイラーキーは 予言しています。エベレスト登頂を成し遂げた人々が出現したことは、 ハイラーキーの予言が正しく実現される証しです。世界最高峰登頂の 出来事は、イニシエーション達成の予兆となっています。

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誤診について

2011年10月13日 · コメント(1) · 未分類

誤診について

青山圭秀著「アガスティアの葉」(三五館)の
50頁に次のようなことが書かれています。
 
「かつて、内科学の権威として知られた東大教授が、
 退官の際、自分の誤診率を明かして話題になったことがある。
 それは十四パーセントというものだったが、
 一般の人はこれをずいぶん”高い”と感じた。
 ところが専門家たちは、
 同じ数字を”低い”と感じた。
 この話は、実際に正確な診断を下すということが
 いかに容易でないかを示す逸話として、
 今も語られている」。
 
NHKのTV番組で、
「ドクターG」というものがあります。
5人ぐらいの若いお医者さんの卵たちに
病気の症状の実例をビデオで見せて、
その病名を当てさせるというものです。
 
最初の診断では、
たいてい全員が間違った病名をいいますが、
ベテラン医師の着目点についての注意を聞いてからは、
正しい病名に行き着くという番組です。
 
この番組をみると
似たような症状でも、
患部と病名がまるで違っているということが
普通のことであることが素人目にもよく分かります。
この番組をみると
いかに正確に病気を診断することがむずかしいかがわかります。
 
同じ青山さんの本の48頁には、
東洋医学に共通の脈診が紹介されています。
 
「さらにチベットの脈診においては、
 女性の受胎を示す”妊娠の脈”、
 死期が近いことを示す”死脈”などがある。
 その他、個人に与えられた寿命や、
 家庭の調和・不調和なども、
 脈で感じ取ることが可能だといわれている」と書かれています。
 
アユルヴェーダ医学も、
「秘教治療」の基本概念と同じく、
ナディという生命流の通路によって、
人間の体は星からのエネルギーの影響を
受けているということが
この本の中で述べられています。
 
インドにおいても、
脈診ができる医師を見つけることは
むずかしいと書かれています。
 
かつて私の家内は、
盲目の鍼灸師の診断を受けたことがあります。
その方は、脈を診るだけで、
病名を当てることができると家内は言っていました。
家内は、脈を診られたときに、
ちょうど生理だったので、
そのことを当てられて驚いたと言っていました。
 
日本の鍼灸師の中には、
東洋医学の診断法をマスターされている人がいるということです。
 
この東洋医学の診断法を
西洋医学に取り入れたら
どんなにすばらしいかというのが私の感想です。
 
そのような日は来るのでしょうか?

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