せせら笑いと悲しみの涙
セックスの話で思い出しました。
あるとき、先生は財産家の男が
お妾さんを作り、
その女性とのセックスに溺れて、
自分が所有していた田畑を
全部無くしたという話をされているとき、
私がフト笑い声を漏らし、
さも「バカだなー」という顔して聞いていたせいか、
それを見て先生は急に真剣な顔になり、
「何故笑う?笑いと悲しみの涙は表裏一体だ」と言われて、
次のような話をされました。
猫が左の後足を
時々痙攣したようにバタバタと震わせる姿を見て、
ある人が笑い転げていました。
先生には、
別におかしくもなんとも無い光景でしたが、
その人にとっては、
どういうわけか笑いの原因となる光景でした。
しばらくすると、
猫は左の後足の先端を失っていました。
実は猫の後足の先端には、
誰かがいたずらで、
輪ゴムをつけたままにしていために、
そこに血液が通らなくなって、
先端が腐ってしまったのでした。
猫が足を痙攣したようにふっていたのは、
輪ゴムを取り外したかったのです。
その光景を見て笑い転げていた男の人は、
自分も糖尿病にかかって、
足が壊死し足の先を切断することになりました。
つまり何かの光景を見て
心からの楽しい笑いではなく、
鼻の先の笑いである場合には、
将来においてその笑いは悲しみに変化する
可能性があるということを
私に伝えたかったのだと気づきました。
せせら笑いと哀しみの涙
2012年03月15日 · コメント(1) · 未分類
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Minerva // 2017年03月28日 3:42 AM
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Any way keep up wrinting.