精神世界と自然科学の統一
昨日は、
東洋を代表する仏教の教えと
西洋を代表するキリスト教の
統合について述べました。
今日は、
科学と宗教の統合というか、
精神世界と物質科学の統合の
お話をしたいと思います。
宗教は、
心のあり方について教えます。
心を平安に保つ方法について
膨大な情報を提供してくれます。
科学は、
目に見える物質世界の法則についての情報を
扱っているように見えます。
人々は目に見える世界の背後に
物質世界の動きを条件づけている
目には見えない広大な世界があることに
気づきつつあります。
それを自然科学では
「ダーク・マター」と称しています。
このことは、
今日では高校の物理学の教科書にも
記載されているようです。
元来、宗教と科学は同一の学問でしたが、
キリスト教会が凡庸な野心家を
権力の座に就かせつつ、
教皇の「無誤謬性」ということを主張して、
科学的真実を述べた中世の天文学者たち
(ガリレオやケプラーやコペルニクスなど)を、
その権威で迫害したために、
いつしか自然科学と神学は
互いに対立するようになりました。
しかし真の科学者たちは神を否定しませんでしたし、
神への信仰を抱く中世の神秘家たちも
同時に科学的研究を行っていました。
宗教ではない秘教科学は、
自然科学が「ダーク・マター」のことを
理論的に主張する以前から、
「エーテル」のことを伝えていました。
そしてエーテルについての理解が、
今日では意識拡大の鍵となっています。
エーテルは、科学と精神世界の橋渡しとなっています。
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