幻影に基づく占星学
天文学者なら誰でもご存知でしょうが、
占星学の惑星の位置と、
天文学での現実の惑星の位置は、
同じではありません。
たとえば12月24日の
実際の太陽は射手座にありますが、
占星学で用いるエフェメリアスでは、
やぎ座にあるのです。
実際の惑星の位置と
占星学上の惑星の位置のずれは、
太陽自体が銀河系の
ある星を中心にして動いていることを
占星学が始まった当初の人々は、
考慮に入れなかったので、
長い年月が経つうちに
少しずつずれてきたのだと思います。
実際の位置とずれている
惑星の影響が
あたかもその位置にあるかのように
想定してその影響を云々することが
リアリティといえるでしょうか?
星占いはすべて幻影であると
最初にDK覚者も言っています。
しかし長い年月の間、
人類はその幻影に基づいたエネルギーに反応して、
更なる幻影を築きあげてきました。
「エネルギーは、思考に従う」
という秘教の公理があるように、
幻影であることが分かっても、
集合意識による想念に
エネルギーはしたがっているのです。
幻影に基づく占星学
2012年12月14日 · コメント(0) · 未分類
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