秘教日記

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新しい時代に人は大いなる目的を持つ。人類がイニシエーションの 道を発見し、それを辿ることになるということを、ハイラーキーは 予言しています。エベレスト登頂を成し遂げた人々が出現したことは、 ハイラーキーの予言が正しく実現される証しです。世界最高峰登頂の 出来事は、イニシエーション達成の予兆となっています。

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グラマーについて(2)

2013年05月01日 · コメント(0) · 未分類

グラマーについて(2)

 
研修会は愛知県と静岡県の県境にある茶臼山で行われました。
標高1,500メートル位で、
その山頂付近にある
キャンプ施設を使って行われました。
 
私たち夫婦を入れて
六人程の参加者でした。
 
私たちは研修会に参加する前に、
チベットで修行してきたという方の教えが書いてあるノートを読みました。
その方を臨床心理士は師と仰いでいました。
 
研修会当日には、
夕闇の中、キャンプファイアの火を囲みながら、
他の参加者たちの間で、
当時評判となっていた宮崎駿監督の映画
「となりのトトロ」の中に出てくる
妖精の話しが話題となっているのを私たち夫婦は聞いていました。
 
肝試しということで、
数百メートル離れた灌木の林の中に小さな祠があって、
そこに置いてある品物を二人ずつペアになって、
私たちの場合は夫婦でとってくることになりました。
 
暗闇の中灌木の間をぬって進んでいくと、
細い道の脇の茂みの中に、
ボーと淡く光を発するものがいるという。
それが妖精たちであると若い人たちは言っていました。
 
私は「となりのトトロ」という映画を見ていないので、
そのような妖精のことはまるで分かりませんでした。
 
深い靄が山全体を覆っていて、
カンテラをかざして歩いていくものの、
数メートル先は闇に包まれたままでした。
 
そんな中目印となっている遠くのカンテラの仄かな明かりが目にはいり、
その方向を目指して暗闇の中を歩いていきました。
 
その時に気づいたことですが、
靄に包まれた闇の中を、
微かに見える遠くの明かりをたよりに、
一心にそちらを向いて歩いていく自分たちの姿が、
その当時の自分たちの家庭生活を
象徴的に表していることに気づきました。
 
私たち夫婦は周囲が見えず不安を抱いて、
ただ前方の仄かな明かりをたよりにして、
一心に歩いていくという状況でした。
 
まさしく今、そのような状況にあるのだと
その時二人で話しあったことを覚えています。
 
この体験を通して、
内面の世界は外界に象徴的に表現されている
ということを私たちは知りました。

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