フィリピンの被災者たち
「衣食足って礼節を知る」という言葉があります。
11月8日にフィリピンを襲った台風30号、
ハイエンの災害によって、
住宅と食料を失った住民たちが
略奪に走ったというニュースが報じられていました。
日本の東日本大震災の被災者たちが
食料を略奪することなく
整然と行動して世界を驚かしている
というニュースを私は不思議に思いましたが、
世界で最も豊かであると想像していた
あのアメリカにおいてさえ、
タイフーン・カトリーナの被災者たちが
マーケットや人のいなくなった住宅から
物品を略奪している様子がTVに映されると、
災害の被災者になってしまうと、
人間としての尊厳を失い、
動物のように弱肉強食的になるのが
案外世界的なのかもしれません。
日本は世界でも類を見ないほど
豊かであることは間違いありません。
青年海外援助隊(JAICA)のメンバーで
フィリピンで仕事をしている人からの便りでは、
フィリピンの人たちは
素朴で人懐っこい人たちばかりだと聞いていたのに。
今日の瞑想の前に行うメッセージの朗読で
「人は、生まれつつある神である」という言葉がありました。
(メッセージ第81信)
このことは、ブラヴァツキーも、
そしてババさまも言っていました。
神としての特徴は、創造力がその最大のものです。
創造力が発揮できない
社会構造がこれまでの世界に作られてきました。
このことを自然の災害にあった方たちが示しています。
フィリピンの被災者たち
2013年11月16日 · コメント(0) · 未分類
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