光線とイニシエーション
権威あると思われる人の言葉は、
それが真実ではないと感じる時でも、
私たちは直ぐに受け入れます。
平凡な人もしくは唯の人と思われる人の言葉は、
たとえ真実だと直観する言葉であっても、
参考程度に聞きます。
覚者と認められる方の言葉は、
今の段階では何を言っているのか
直ちには理解することができず、
しばらく後に考えてみようとします。
しかし、しばらく後にはそのことを忘れてしまって
二度と再び読むことがないかもしれません。
欲望を熱誠(志向)に変換すべきことが強調されるのは、
故無きことではありません。
難解と思われる覚者の言葉を、
何とか理解しょうと努力するのは、
熱誠を持ち続ける人だけですから。
何とか理解しようと努力することによって、
直観力が目覚め、
その時に初めて権威のある人の言葉と権威のない人の言葉
(たとえ小鳥のオウムの声であっても)を区別することなく、
真実を伝えているかどうかが
直観できるようになるのではないでしょうか?
アリス・ベイリー著「光線とイニシエーション」という本は、
七光線論の最後の著作で決して易しい論文ではありませんが、
グループ・イニシエーションを目指す人々は、
覚者の難解な言葉を理解しようと努力することによって、
直観力が発達するかもしれません。
光線とイニシエーション
2014年01月12日 · コメント(0) · 未分類
タグ :
コメント (0)
コメントはまだありません。