オウム裁判
先日TVニュースの番組を見ていましたら、
オウム裁判を傍聴された、
ニュース解説の人が言っていました。
裁判員になった方々がオウムの人々に、
一様に尋ねていたのが印象的でしたと。
「なぜあなた方は、
あれほどの凶悪な犯罪を犯すことができたのか」と。
オウム事件に関わった多くの若者が
死刑の判決を受けていますが、
個人の犯罪者で、
死刑判決を受けるのは、
よほど凶悪な性格を形成している犯罪者だけです。
オウム事件の犯罪者たちは、
一見するとそのような凶悪な犯罪者には見えません。
もし教団に入らなかったら、
普通の市民として
平和に暮らしているような人たちばかりだという感じがします。
この謎は
今の時代に解き明かして置くべきだと思いました。
先日
アリス・ベイリー著
「光線とイニシエーション」を読んでいましたら、
ナチスのヒットラーが
アウシュビッツの収容所でユダヤ人を
大量虐殺するような
凶悪な犯行をするためには、
ヒットラー自身と似たようなメンバーを
周囲に集める必要があった、
と書かれていました。
このような破壊のエネルギーは、
グループ形成によってしか発現されないと。
これはシャンバラのエネルギーの一つの表れだ
と述べられていました。
誤解があるといけませんが、
シャンバラのエネルギーは、
建設的方向にあるときは、
強固な目的意識・神聖意志のエネルギーとなります。
このエネルギーは
グループ形成によって引出されます。
グループ形成がどちらを目指しているか
注意深く監視しなくては。
アウム裁判
2014年02月09日 · コメント(0) · 未分類
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