苦悩から発散されるもの
先日、「苦しむ者は光と愛を発する」というタイトルの記事を書きました。
この記事を読み返している時、
突如映画「ベンハー」の一場面が記憶によみがえってきました。
それは、
イエスが十字架の上で磔にされ、
ローマ兵にやりで脇腹をさされると、
突如雷鳴が響いて雨が降り出し、
イエスの肉体から流れ出た血が雨水と混ざり、
らい病にかかったベンハーの母と妹が退避していた谷間へと流れ、
そこに幽閉の身となっているらい病患者たちに触れると、
彼らの病がたちまち癒されるという映画の一シーンです。
このシーンは、
史実に基づいて作られたものかどうかはわかりませんが、
イエスのような高い段階に達しているイニシエートの苦しみの中から発せられるものは、
苦悩を持つ者を救い出すという、
オカルトの規則を知る映画ベンハーの制作者が創案したシーンに違いありません。
ベートーベンやモーツアルト、ラフマニノフなどの音楽家たち、
レンブラントやフェルメールなどの有名な画家たちの多くは、
高い段階のイニシエートたちですが、
共通して彼らの生涯のある時期の、
苦悩の後に創造された作品は、
多くの人々の救いとなっています。
苦悩から発せられるもの
2014年08月27日 · コメント(2) · 未分類
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Dirk // 2017年03月28日 3:22 AM
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Augusto de Arruda Botelho // 2017年03月28日 8:09 AM
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